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2013年3月 9日 (土)

未練の話

本日、妹の誕生日。ただの年女。「ただの」というのは、還暦+1の小生だから、彼女は還暦かな、と勘違いされるのを避けたくて。本人、ここを読んでないから、どうでもいいんだけど。つまり、歳の差13。その間に誰もいない。あぁ、おふくろから、本当は2、3人いたらしいと聞いた記憶。生を受けることはなかった。

「東京大空襲」の明日は、相方の。明後日は、seigu翁の傘寿、言わずと知れた「3.11」。ぼくのは何の記念日でもないけれど、「1.17」の翌日ということで、あの年は、ちょっと祝い気分が削がれた。いや、ちょっとどころではなかったなあ~。関西圏には親族が多かったし、なかなか連絡つかなかったし。

2年前のときは、直接の知り合いがいなかったので、少しだけ気楽……。違うなあ~、こちらも「被災県」、当事者だった。もちろん、かの3県とは比べるべくもないが。うん、とくに「福島」とは比較することすら、おこがましい。あそこの時間は、止まったまま。

時の解凍は、難しい。あの日を回顧できるのは、時計の針がほぼ従来通りに進んでいるから。凍結したままでは、昔は昔になりえない。それは「いま」だ。物理的には2年の歳月が経っても、心理的な時間が動いていなければ、まさに、昨日のことのようだろう。振り返ってみたら、すぐ後ろに「あの日」がある。辛かろう。

男は一般に、誕生日やら結婚記念日やらに弱いとされる。それは、たぶん、過去を引きずるからだろう。未練がましさゆえに、「あの日」を「過去」にしない。メモリアルとして封じ込めない、できない。だから、何年も過ぎると、かえって記憶が曖昧になってしまう。ホントかな~、ま、勝手な理屈だけどさ。

もっとも、当方は、「男脳・女脳」テストとかいうもので、両方の要素を持つ結果、シロウト診断だけどね、それゆえか、記念日が好きだ。かなりの未練たらたら人間なのに。不思議だ。いや、あまりの未練がましさゆえに、「あの日」を忘れないのかも……。これも、あはははっ、独断というか何というか、ただの妄論。

さあて。過去ばかり見ているけど、振り返れば、つまり、前を向いたら、ほぉら、締め切りがすぐそこに。げっ。

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コメント

折角お寄りしたので。
全くの偶然ながら、「3・11」男。何ということはないけれども、何かを思わなければならないと。しかも明日は、80歳。
傘寿とか言ってくれる人がいる。こちらさんもそうでした。
さて、何を言うかと昨日あたりから考えているけれど、いい考えが浮かばない。
つまりは自然体がいいということに落ち着きそう。
締め切りが迫っている方に長話は失礼。引き込みましょう。

投稿: seigu | 2013年3月10日 (日) 18時19分

遅まきながら。先生、無事に傘寿を迎えられたこと、お慶び申し上げます。
米寿めざし、自然体で。お願いします。

投稿: hiperk | 2013年3月17日 (日) 09時50分

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