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2010年10月 6日 (水)

「食」?

「シーズン5」を前に、さて、ずっと同じような調子でブログを続けていくべきか、なんてことをチラッとだけ本気で考え、過去ログを読み返した、ざっくりと。

「食」に関する記述が少ない。そのことに、少し前から気づいてはいた。知友のブログでは、けっこう頻繁に触れられていたり、お薦めの店が詳しく語られてもいたりする。でも、ぼくは、めったに書かない。何故なんだろう。

人は誰しも一日1回ないし2回または3回もしくは4回、アルコール中心も含め、食事の機会を持つ。エピソードには事欠かないように思う。当方とて、一つや二つ、披露したいネタはある。けれど、公にしようとのモチベーションがほとんど沸かない。

食べることに興味がない? うむ。最近でこそ貧しい食生活だが、どちらかといえば関心は高かったんじゃないかな。昭和の40年代に東京・渋谷の、当時はまだ珍しかったはずのピザの専門店「ジロー(GIRAUD)」に通った記憶があるし、ほぼ同じころ、青山にだったか、神戸で有名だった「ドンク(DONQ)」がオープンしたと聞いて出掛け、クロワッサン(だったと思う)の美味しさに舌鼓を打った思い出もある。

味そのものには、まあまあウルサイほうだろう。少なくとも無関心ではない。あぁ、でも、決してグルメと呼ぶようなセンスがあるわけでもない。目隠しテストをされたら100g1万円の和牛と400円のオージービーフとの違いなど、あっさり答えられるとは思えない。ワインのテイストなんぞ、もちろん異世界。舌は、鈍感だ。

微妙な味かげんとか、その良しあしが判るわけではなく、そうしたウンチクとは無縁だと自覚する。せいぜい、カレーライスに生卵は必須だとか、その種のことなら書ける。それって、単なる好みだけのことかもしれない。だから、書かない? つまり、ただのこだわり、だから……。

まあ、しかし、そのこだわりを書き続けているようなブロクだからね。前項も、素材として「ピザ」を取り上げたものの、結局は、いつものグチに。いつかは「なか卯」の接待にもクレームをつけた。

もっと、こう、シンプルに、珍しいものを食ったぞ、とか、あの店の雰囲気が好かった、とか、そんな内容でもいいだろうに。どうも、積極的になれないなあ。それなりに、旨いものをたくさん食べてきたんだけど。このあいだも、品川のある店で、稲庭うどんを……、あぁ、店の名前を覚えていない。そうか~、データがないのだ。というか、メモしておこうという気にならない。

紹介したくない、そんなケチな理由ではないはずだ。が、ブログで書いてやろう、との意欲は出てこない。不思議だ。「食通」ではないことが躊躇わせているのかな。

蛇足。「ドンク」に問い合わせてみた。ぼくが(東京・世田谷に住んでいた当時)愛した「青山店」は昭和41年(1966年)8月に東京進出第1号店としてオープンした店だという。記憶の通り、青山通りに面していた。
ぼくは渋谷駅から歩いたが、最寄り駅は、当時の地下鉄銀座線「神宮前駅」で、現在の「表参道駅」だとか。そうか……、1972年(昭和47年)10月20日、千代田線の「表参道駅」開業により改称したと、これはwiki。なるほど、そういえば、そうだったなあ~。「表参道駅」という名前に、隣の「外苑前」にはない、そこはかとない違和感を覚えるのは、そういうわけだったんだ……と、独り合点。

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