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2010年5月24日 (月)

インフレは始まっている?

どうも、デフレがわからない。いや、これでも、かつては経済記者だったから、その意味は承知しているし、この国の経済がひところデフレスパイラルに陥っていたことも理解する。

でもね……。「主夫感覚」としては、物価はジリジリと上がり始めているように思う。いつのころからか、定かではないけれど、ざっくり、1年前あたりかな、我が家計が徐々に膨らみつつあるのだ。

たとえば、相方に飲みすぎとの警告を受ける牛乳、数年前まではストアブランド(SB)で2本300円の安売りがよくあった。これが、1本158円、そして168円、いまや178円に。「おいしい牛乳」とかのナショナルブランド(NB)では、もうめったに目玉商品にもならない。

物価の優等生・たまごは一見、10個入り198円をキープしているが、見知らぬブランドが増えてきて、ちょい高級っていうのか、黄身のしっかりしたやつの安売りは少なくなった。同様に、食パンも、1斤99円はSBになってしまい、ぼくの好きな「超熟」はレギュラー190円くらい、セールでも169円までしか下がらない。

大好きな鮪は、外的要因も手伝って、100g198円の目玉セールをやらなくなった。日替わり特価でも258円。鰹も以前は同99円なんて珍しくなかったのに、いまや128円がミニマム。ざっと2~3割、あがっている計算になる。

たしかに、ユニクロの守備範囲では下落を続けているだろうし、地デジ対応液晶テレビも、1年ちょっと前に買い換えた当方がアタマにくるほど安くなった。牛丼しかり。デフレ状態の続くカテゴリーは確かにあるし、一部では泥沼的「値下げ戦争」とも言える。

一方で、付加価値を高め、価格競争に巻き込まれないモノも少なくない。もちろん、それは真っ当なことである。

しかし、ここで言いたいのは、質を落としての値下げも最近、多いのではないか、スタンダードな商品は、むしろ上昇に転じているのではないか、ということ。価格は据え置きでも量的に調整して、つまり、実質引き上げているケースも見受けられる。

メディアは、「ちょっと高め」「ちょっと良いもの」が売れているとして、「節約疲れ」を口にする。ぼくは、供給者側の「値下げ疲れ」を指摘したい。

この話、実は数か月前から取り上げたかったのだけど、きちんとしたデータを提示できないまま、時間が経過してしまい、なにやら、世の中の動きが「デフレ脱却」に向かい始めたような感覚もあり、見切り発車で、書く。

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コメント

「面白いです。いつも面白いけど。」でコメ書き始めて・・長いからやめました(^^ゞ

ブログのコメの利用の仕方がイマイチわからないのよね~
うちの使ってるブログはコメント文字制限あるみたいだし。
サラサラっと短文で的確なコメができる人って尊敬。

で、グタグタ書いたコメの最後・・

「この頃は経済学って『心理学』『人間学』じゃんって思うようになったら結構面白いなって。」

で、締めます(爆)

投稿: カミ@ダンカミ | 2010年5月25日 (火) 10時02分

取材に出掛ける寸前にコメント拝読。仕事中ずっと、レスを考えていました、ってのはウソですが、いろいろと考えるところあったのは確かで。。。別稿にします。
さておき。グタグタ書いたヤツ、読みたかったなあ~、、、メールでもいいんだけど、きっと消しちゃったんだろなあ(ρ_;)

投稿: hiperk | 2010年5月25日 (火) 22時18分

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