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2009年1月25日 (日)

ライブ・ウィーク

1週間のうちに4つのライブに行く、という、かつてない経験をしているところです。「そこそこ」のものもあれば、久しぶりに「堪能」「満喫」という言葉を実感したり。詳しくは、一段落してから語りましょう。

きょうは、「儲ける」について感じたことを。
これらのイベント、盛況かどうかは別にして、「大儲け」とは縁遠いようだ。小さなライブハウスでのそれは、ハナから利益を考えていないだろうが、あるライブでは立ち見も出た。直接経費だけを対象にすれば赤字ではあるまい。しかし、その裏で関係者が、文字通りの粉骨砕身、睡眠時間を削っての奮闘を繰り広げた事実を、少しだけ知る立場にあり、それら間接的なコストを計算すると、どうやら、「実」よりも「意義」のほうが大きいのではないか。

それも悪くはない。たとえば音楽関係ならば、CDを出すなどして、それが売れればOK、なのかもしれない。また、今回を機にメジャー・デビューできるならば、というのも有りだろう。次へのステップ、と割り切るのも手ではある。

でもね……。客であるぼくらが大きな満足感を得たとき、「第2回目も」とのリクエストに、主催者側が「やりたいのはヤマヤマなれど、この負荷では年に一度が限界」としたら、なんか、変だな、って思う。
スタッフを2倍にしても採算が合うようにするとか、それほどの苦労に見合う利益が得られるよう、つまり入場料を高く設定するとか。
もちろん、金を支払う側としては、首を絞めることにはなる。チケット代は安いに越したことはない。けれども、適正利潤は必要だろう。

関係者がここを読んでいるので、あまり大きな声では言いたくないけど、ある催しで、ぼくは、観る前は「チト高いなあ」と感じていたのだが、終わった直後、あと3000円出してもいいと、正直思った。

この思いを、どう具現化できるか。ひとつに「投げ銭」という仕組みが有効ではないか。路上の大道芸人に対し、その芸を観てから幾ばくかの金を払う、あの方法である。あらかじめ「入場料」を設定しての興行では、難しいかもしれない。でも、「出来高払い」っていうシステムもあることだし。

「気持ちだけ受け取る」美学も良い。だけど、「気持ちをお金に」するのも、けっこういいんじゃないかなあ~。

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コメント

「投げ銭」はいい。
それでも、難しいですね。ある自主映画の上映会に行って、入場料のほかに帰りに「カンパを」と呼び掛けていましたが、ほとんど素通りでした。
愚生も同じ。

出版で「事前予約を集める委員会」が刊行推進を担うというのがありました。映画で出資者を募集するというのと同じか。

やはり、後援会のような形で「共生・共栄」を実感できるようにしたらどうか。

hiperkさんの「2冊目刊行支援会」なんてのはどうでしょう。主題は愚生が言うことはないでしょうが、愚生が面白いと思っているのは、事業主のメディア対策本のような器で事業者の成功法、個人での居場所づくりを示唆するというのはいかが。
もっとも、書きたい主題はあるようですから、老婆心は引っ込めておいたほうがいいでしょうね。

投稿: seigu | 2009年1月26日 (月) 10時31分

面白そうなテーマですね、翁。
当方、ただいま国内某所、旅の空でぼんやり考えてみましょう。
ケータイから初トライ(^◇^)┛

投稿: hiperkei | 2009年1月27日 (火) 18時09分

久しぶりに乗った某鉄道の車中では、ちょっと疲れもあって、うたた寝してしまい、ぼぉっと思っただけ、何もまとまりませんでした。ご容赦、翁。

その「カンパ」ですが、いささか左翼的な単語が、もしや似つかわしくなく。「寄付」でも味気なく。「後援」もなにやら大袈裟。
たとえば、食事をして、4000円程度の代金に、5000円札を1枚出し「釣りは要らねえよ~」というような感じ。ライブで後払いってなさそうですけれど、試しにやってみたら……。

投稿: hiperk | 2009年1月30日 (金) 15時31分

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