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2007年11月 6日 (火)

いいかげん

成田空港の近くの工業団地で、ある工場稼動の取材があった。都心からみれば、ちと遠いかな、でも、ウチ起点なら、近くて便利。たまに、こんなラッキーなケースも。先日は、横浜だったから、東京縦断だったもんなあ。
それはともかく。空港そのものに用はない。が、取材先企業が用意した、空港から当該工場までのシャトルバスは空港で待つというから、それに沿うわけで。ご存じのように、かな、成田空港は現在も「特別警戒中」、そう、身分を証明するものを提示しなければならないのだ。
一昨日も書いたばかりだが、ぼくは運転免許証を持っていないから、こういうとき、メンドーである。まあ、実際には、クレジットカードでOKではあったけれど、つまり、そんなには「厳戒態勢」ではないわけだが、かったるい。免許証だって、チラッと見せてるだけだからね、みなさん。空港のフェンスで見張りしているらしい警察官だって、バスから見たら、隣の同僚とニコニコと談笑していたし。何を警戒しているのか……。
これが、往きと帰りの2度だから、ホント、面倒なことよのぉ。

ところで、この企業、ふだんは広報担当とつきあっていて、なかなかにフレンドリー、でもきちんとした対応で、気持ちいい(と、まずは褒めておかんと。なぜって、文句をつけるんでね)。だが、このバスの乗り場については、首をかしげた。
成田空港の1階でバスを利用した人はわかるだろうが、行き先によって細かく分かれているので、大きな空港建物の端から端まで、たくさんの乗り場がある。歩けば、けっこうな距離だ。にもかかわらず、参加のわれわれには「1階で」としか案内してくれず。この工場のためにだけの臨時バスだから、どこにバスが停まっているのか、見当もつかない。当然、空港の、JR・京成共通の改札口あたりに、案内の係員が配置されているだろうと予測した。みなさん、必ず、そこを通るわけだからね。
が、外れ。誰もいない。仕方ないので、まず1階へと上がり、そして、ウロウロと探しまくり、やっと見つけた。同様の迷い人、1人、2人。稼動における式典があるので、出席の関係者、他にもいるはず。ところが、なんと、このバス、事前に告知の時刻どおりに、出てしまった。ぼくは、バスの前にいた案内役の社員に、わかりにくかった旨、明確に伝えたので、出発を待つだろうと、ほとんど確信していた。予想外のことに唖然。
果たして。工場に着いたあと、広報担当者に尋ねると、そのバスに乗り遅れた者、多数続出とか。式典に遅れるわけにもいかないから、その人たちはタクシーに乗ってきたようだ。その広報氏に、珍しい手落ちだねと。いわく、仕切りは工場とか。なるほど。本社広報なら、こんなヘマはしないか。
ぼくは、べつに、現場がアホだと言いたいわけではない。たぶん、工場の社員にとっては、あのバスの乗り場の位置は、既知のこと、というか、臨時バスは他に停めようがないことを承知しているので、詳細を告げなくてもわかるだろうと、当たり前のように思い込んでいたのかも。
だけど、それにしても、そのバスに乗る人数について、目安をつけていなかったのはミスだ。実際、席は半分も埋まっていなかった。「おかしいな」と思うチャンスはあったのだ。そのうえ、ぼくは「迷っている人は他にもいるぞ」と伝えたのだし。でも、生産現場に従事する、その日だけの係員は、定刻にバスを出すことに躊躇いがなかったのだろう。
大げさな「まとめ」かもしれないけれど、世の中、規則とか指示とかの決められたことを、ただマジメに黙々と遂行すればいいってもんじゃないよね。人のやることなんて、かなりアバウトなんだから、イイカゲンを前提にしなきゃ。

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