« そんなわけで | トップページ | 師走ですね »

2007年11月18日 (日)

都心のバス

翁の「ご隠居」発言に触発されて。
先日、取材で、久しぶりに浅草界隈へ。電車で行けたのだが、時間に余裕があったので、程よいところでJRからバスに乗り替えた。単なる気紛れ。忙しいときは電車を利用する。昨今は「オンタイム」でもないことが珍しくないが、それでも、バスは、ちょっとリスキーだからね。
都バスって、数年前から感じているが、だいぶ進化しているね。乗り降りは、可能な限り、グラントレベル、つまり段差が小さい。優先席も全体の半分近くある。手すりというのか、バーの数も増えた。降りることを知らせるブザー、これも、昔に比べたら、たくさん備え付けられている。満員時に手の届く範囲にブザーが無くて慌てた記憶があるけれど、もうそんな心配は要らない。降車ドアも、すぐには閉まらない。完全に停車してから立て、と、繰り返しアナウンスする以上、降りる客がまだいないか、きちんと見守るようになっている。
乗客のメインが高齢者になっているんだね。そのための配慮だ。実際、乗ったバスも老人ばかり。一般席にも、ぼくより明らかに年上の客が座っている。事実上、全席がシルバーシート。当方も、さほど若くはないし、できれば座りたいとは思うが、でも、つい遠慮してしまう雰囲気。いや、文句を言いたいのではなく。若い人がほとんど乗っていないから、当然、乗客の「平均年齢」が高いわけで、ぼくなんか「若造」になってしまう。
たまに見かける若い人は、子連れ。幼子を抱える女性。とあるバスストップで、ベビーカーの母親あり。さすがに、乗車口は狭く、広めの降車ドアから乗ってきた。臨機応変な対応は、運転手の指示。ほぉ~と感心。そんな態度は、ぼくが都心に住んでいたころ、だから、四半世紀前か、そのころは、ついぞ見られなかった。
変わったなあ。都バスにかぎっては、いまや、まさに「下駄代わり」の存在。電車は高架だし、地下鉄は潜りすぎで、もちろんエスカレータやエレベータが完備しているとはいえ、当方がときおり利用の「広尾」など一部に未だ長~い階段の駅もあり、バスの利便性は高い。200円均一だし。スイカも使えるようになったし。
路線や運行情報も、インターネットで把握できるようになった。ま、現実には網の目のように走っているから、なかなか全体像は掴みにくいけれど。でも、ホント、便利だなという実感は、以前に比べ強い。そう、つまり、ぼくも「シルバー世代」に差し掛かっているわけで。こりゃ、トシをとったら都内に住むほうが、ラクかも。

|

« そんなわけで | トップページ | 師走ですね »

コメント

明日は12月。師走ですな。
引退の「師」は、走らなくて済むからいい。
「悠々自適」という言葉があるけれども、老愚生は「ふらふら自適」だと家の者にいっています。
都バスは、老人パスがあるようで、安いらしい。
以前は美術館にシルバー料金があったけれども、石原になってから?、廃止。
でも、都バスの運転手の障害者対応はよくなっているようです。しばらく前から定点観測していますが、それが高齢者にもとなってきているよう。しかし、その高齢者の方が対応よくなく、高齢者学習にそうしたことを入れるのがいいと思っています。料金を事前に用意し、降車は止まってから、声をかけて車内を進むようにと。
忙しい時期に閑話はやめましょう。もっとも、「一服」も必要とコメントを入れた次第。読み流してください。

投稿: seigu | 2007年11月30日 (金) 10時18分

いえいえ、翁、忙中閑ですから、どんどん一服してくださいましな。
日付もかわり、師走に突入です。「自適」の「師」ですか、憧憬の的ですねぃ。

先日も都バスに乗る機会がありました。今回は新橋から麻布十番経由の、都心を進むルートでしたので、平均年齢もやや若返ったようで。この路線、昔むかしの通勤ルートでもあって、思い切り懐かしく。地下鉄の駅が2つできていて、時の流れを感じさせてくれます。
実は、このときも、地下鉄で行けばいいところを、わざわざバスに。何やら最近、脳内時計が「のんびりいこうよ」と訴えているかのような。

ところで、翁、都内在住の我が両親によれば、都バスは「ただ」だとか。

投稿: hiperk | 2007年12月 1日 (土) 01時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« そんなわけで | トップページ | 師走ですね »