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2007年10月17日 (水)

TVっ子

このところ、TVドラマとCMとの「タイアップ」が目立つ。嫌な気分になる。主人公または主演級の俳優(もしくはタレント)を起用しているコマーシャルがドラマの間に流れるのである。局とスポンサー側は、相乗効果を狙ってのことだろう。実際、うまくいっているのかもしれない。
だけどさあ、せっかく彼または彼女の演技に魅せられているのに、ブレークにも顔を見せるなんて、興醒めだ。とくに、重厚な役作りとか一風変わった役の場合、なかでも時代劇、一転して「○○を飲もう」とか「××に乗ろう」とかやられると、もぉダメ。素直にドラマを見続けることができなくなる。まったく、ぶち壊しだ。
こないだも、大好きな作家・東野圭吾原作のミステリードラマ(初回)を観た。タッチは軽いけど、さすがに骨格がしっかりしているから、見応えがあった。主演の福山雅治に関心はなかったが(柴咲コウにはあるけどね) 、うん、なかなかの演技に好感。だけど……、CMにも出てこられるとね。それも、たしか2種類だったか。シラける。こゆの、いつのまにか、多くなったね。せちがらい、というのか、せこいと言うべしや。やめてもらいたい。と、ここで叫んでも、あちらさんは流行りの「コラボレーション」とかで、大いに評価しているんだろうなあ。今後もっと増えそうである。
こんなとき、ふと、NHKってイイな、と柄にもない思いに囚われる。受信料を払ってもエエかあ~なんてね。先日も「お願いします」とやってきたが、「ウチは契約しないことにしています」と丁重に追い返した。契約しておいて拒否すると「不払い」だけど、受信契約自体を結ばなければ、問題ない。いや、ホントは問題あるのかもしれないけれど。現実には、オーライ。
公開放送などの観覧希望の条件には合わないが、そんな酔狂なことはしないので、実害もない。でも、加齢とともに、民放の煩過ぎる番組に些か苛立ち始めているので、罰則規定付きの法整備が成されたら、チト困る。大河ドラマが見られなくなったら、相方とのコミュニケーションにも支障が生じるし。あぁ、だけど、NHKでも最近、番組宣伝が目につきますね。民放ほどにはまだ酷くないけど、なんか、性に合わない。
なんたってTVっ子なのだ。ついついグチりたくなる。愚痴ついでに、ひとつ。
明石家さんまと長澤まさみの共演で話題の「ハタチの恋人」、好奇心で覗いた。案の定、がっかりした。さんまは5年前の「空から降る一億の星」で懸命に渋い役を演じたが、(ビートたけしのようには)お笑いの天才を超えられず。共演・木村拓哉に助けられたこともあってか、ドラマとしてはけっこう上出来だった。だが、役者としての才はないと思う(「男女7人」のときは等身大かつ若さだけで演じたのでハマったけれど)。長澤まさみも、例の「セーラー服」で失望。でも、この二人のドラマだ。少しは期待した。期待した当方がバカだった。ちっとも面白くない。ギャグっぽいシーンも笑えない。推測するに、脚本、演出がアホなんだろう。主演2人の「人気」に依存して、何の努力もしてない感じ。
まあ、その直前に、「風林火山」で由布姫役を見事に演じきった柴本幸に感動したことも影響しているかな。周知のように若き二世だが、才能をきちんと受け継いだ女優だ。来年の活躍が楽しみである。

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