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2007年10月 4日 (木)

メーク・ドラマ

前フリでの舌禍(^^;)はさておき、本論である。日ハムがパ・リーグ優勝を決めた9月29日の試合を、相方と観戦した。ぼくは、すでに野球を卒業、千葉は新参者だし、ロッテマリーンズへの思い入れもない。まあ、正直な話、おつきあいである。かなりのロッテ・ファンである相方とのデートのバリエーション、そんなつもりだった。だけど、やはり臨場感というものはスゴイ。リアルなプレーに一喜一憂、ついつい見入ってしまった。なにしろ先が読めない。どんな推理ドラマも、たいていは予測できる。でも、野球はムリだ。事実、終わってしまえば大差だったけれど、8回までは接戦。大いに盛り上がった。
いくつか印象に残る事柄のなかでも、人間の視野については改めて評価。通常は180度くらいかな、個人差もあるだろうけれど、テレビ画面より相当に広いのは間違いない。席は1塁側の2階、やや外野寄り、小雨交じりに適した屋根の下。その分、遠目にはなったが、キャッチャーと外野手との両方が見える。つまり、全方位が視野に入るのだ。相方は「バックネットよりも見やすい」と。うん、たしかに。細かい動きはもちろんテレビのアップに敵わないが、これこそが現場の強みだろう。ベースボールはテレビで見るものではないね。ま、50インチとかの大画面なら、ともかくも。
応援スタイルにも驚いた。事前に公式サイトをチェックしているときから「チーム26」というファンクラブが積極的に活動している様がうかがえたけど、試合でも熱心に、しかし整然と進める形。私設応援団といえば、タイガースの激しさをイメージしてしまうし、かつてのヤクルトもね。ところが、野次もなく、適度な賑やかさ。「サッカーの応援を参考にした」と相方から聞き、合点。うん、これは「サポーター」だね。いまや野球でも定着した、レプリカユニフォームを着ての観戦は、ロッテファンの主導が大きいらしい。
「千葉ロッテマリーンズ」となって15年、そんなに強いチームではないから、あまり人気は出なかったようだ。それが、バレンタイン監督2度目の指揮下の一昨年、シーズンでは2位だったが、プレーオフで西武とソフトバンクを破り、31年ぶりのリーグ優勝を果たし、さらには日本シリーズで阪神に4連勝、同じく日本一に。さすがに、ぼくも感動した。相方は「優勝パレードに行きたかった!」と叫ぶほど。このとき、実は、彼女がけっこうなロッテファンであると認識したのである。本人も「それまでは隠れファンだったけど、自覚した」と。何から「隠れてた」のかは不明だけど、おかげで、去年は、ぼくらの会話にロッテの話題がよく登場した。「ワールド・ベースボール・クラシックに9人もの選手を送り込んだので皆疲れてしまった」影響で、結果はパッとしなかったけど。
幕張メッセの隣に位置するマリンスタジアムは、思った以上にキレイだった。当初、第3セクターが運営していて、いわゆる「お役所的」というのか、ファンを軽視していたらしい。が、県・市は条例の改正などで使用規制を大幅に緩和、さらには、球団を球場の指定管理者に指名するなどして、現在は球団と行政とが一体となって地域密着策を展開しているんだとか。「まーくん弁当」とやらを食べたのだが、1100円という値段に納得。コーヒーも美味しかった。ロッテリアが1店しかないのは意外だったけど。
なにしろ、前身のロッテオリオンズは、本拠地の(いまは無き)東京スタジアム(都内とはいえ南千住という立地)をめぐり、かの児玉誉士夫やら国際興業・小佐野賢治やらの名前が取り沙汰され、あげく、5年間も特定の本拠地をもてない「ジプシー球団」に。現在の仙台市・フルキャストスタジアムが暫定本拠地だったこともある。やっとこさっとこの川崎球場は、ビートたけしが「ミイラ化した死体がゴロゴロしている」と揶揄するほどのボロ球場。
オリオンズ時代は、でも、あの金田正一が監督になったり、張本勲、村田兆治、木樽正明、そして落合博満ら個性あふれる選手たちが活躍したから、パリーグのなかでは、という前提条件ながら少しは注目もしていた。たまたま行きつけの喫茶店が同じで、金田の弟・留広と何回か言葉を交わしたこともあるし。それに、設立当初は毎日新聞が親会社だったわけで。大毎時代のオーナー永田雅一は、岸信介の友人だとか、いろいろな意味で有名人でもあったしね。
さて、「クライマックス」、もはやチケットが手に入るまい。日本シリーズも同様だろう。来季、また観戦しよう。今度は指定席にしたいね。開始2時間前の入りはシンドイや。あぁ、名物だという花火も見たいなあ~。今回の試合、残念な結果にはなったけど、堪能した。あんなコーフンは久しぶり。ありがとね、相方\(^◆^)/

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