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2007年3月28日 (水)

ご案内

知人のすすめで、絵心も、花を愛でる心も無い、無粋な小生が、たまさか忙中閑ありで、「宮山広明 銅版画展『花見たて 源氏物語 五十五帖』」という個展に足を運びました。

あの「源氏物語」を銅版画で表現してみた、というユニークな試みです。とはいえ、源氏物語は、学校時代に触れた程度。例の有名な冒頭の一文は、誰しも一度は暗記させられたのでは。遠い昔のことゆえ、間違うと恥なので(わたし、文学部ですからね)書きませんが。「桐壺」に始まり「空蝉」「夕顔」「末摘花」「澪標」といった各帖の名前の語感に惹かれたものです。「源氏名」の由来ですね。

中高時代、古典の成績は良かったのですが、志向は現代文学だったので、いまに至るまで現代語訳も意訳本もまともには読んでいません。テレビドラマまたは映画なら、見たことあるかな。好きな女優、天海祐希が主演した、「千年の恋」とかいうタイトルだったか、それは記憶している。漫画で、という女性は少なくないかも。「あさきゆめみし」という作品が、わたしでも知っているほど、有名ですよね。

詳しいことは、このブログで「翁」と呼ぶ、前述・知人にお願いして、花鳥風月に無縁の小生、さっさと去ります。

この個展、今月末まで、東京・日本橋本町の「アートスペース ユーメリア」で。
http://www.artspace-eumeria.com

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コメント

はい、「翁」です。
老愚生は源氏物語を通読していません。谷崎源氏全五巻の巻二まで進んで頓挫。
故に、説明などできないのですが、宮山さんの銅版画による源氏は、一見の価値あり。その理由は、現在、日本文化の再評価がある一方、日本美術の国際性が焦点になっているからです。宮山さんもそのあたりを意識し、日本美術の現状が怪しげな方向へ流れている、それを質したいという思いでの個展だそうです。
題材を日本の最古典に求め、手法は伝統に新趣向を加え、表現方法に雅だけでなく人のエネルギーをも加えたあたりが老愚生には印象的でした。
美術は、感性が基本、いいと感じるか受け入れられないなと感じるかで見ていけばいいのでは。もちろん、それを歴史に照らし、自分の好きな作家の作品に照らして判断するのも一興でしょう。
土台、現在のビジネスは、アート的視点でその価値が評価されるようになっていませんか。機能の時代から感覚的側面が重要になる時代に移っているし、宣伝にしろ販売にしろ、アート的要素が強まっています。
そういう時代だけに、この個展は、美術愛好家に加えてビジネスの世界に暮らしている人たちが観て仕事に役立ててほしい。
「日本の雅さ+人間の力強さ+暮らしの豊かさとは」というあたりがポイントかと。
31日最終日は午後五時まで。29,30日は11時から午後7時までです。よろしく。

投稿: seigu | 2007年3月29日 (木) 09時35分

翁、ありがとうございます。
アクセスの少ない当ブログで紹介したからといって、宮山さんの個展の動員には何の役にも立たなかったとは思いますが。
面白いもので、文中に「天海祐希」の名前を出したら、その名で検索した結果、ここがヒットし、訪れた方がおられました。おそらく、その要望にはまったくもって応えられなかったでしょうけれど、たまたま首都圏在住で絵心ある人なら、ひょっとして、という可能性無きにしも非ず。
これまでにも有名人の実名を記事中に盛り込むと、ほぼ必ず、検索エンジンからの来訪者が。ブログ、というよりは、ネットって、そういうところが楽しいですね。

投稿: hiperk | 2007年4月 4日 (水) 15時11分

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