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2006年11月11日 (土)

瞬きもせず

ショーケンが好きだ。より正確には、GS時代ではなく俳優としての萩原健一が。近年は世間を騒がせ、ワイドショーでしか姿を見ることなく、それも消えた。惜しい。ファンはいまも存在するはずだろうに。みなさん、いまや伝説と化した「太陽にほえろ!」や「傷だらけの天使」に魅了されたはず。

アイドル時代に映画「約束」「股旅」で早くも異色の役者としての片鱗を見せ、「八つ墓村」や「影武者」では演技者としてのパワーを如何なく発揮していた。「居酒屋ゆうれい」で共演した室井滋も良かった。そのころには「大阪で生まれた女」でも関西フェチのぼくの心をわしづかみにし、「愚か者よ」もヒットした。

長い時間、カッと目を見開き、睨みつける形相が特徴で、一時は絶賛された。おそらくは、その、瞬きしない立ち姿、かの松田優作に影響を与えたのではないか。にもかわらず、捕まる寸前には、犯罪者ならではの様相として報道されがちだった。強烈な個性は、反動も大きい。世の中なんてそんなもの、とはいえ、残念である。

事情は異なるとはいえ、当時のもう一人のビッグ、ジュリーこと沢田研二も、ようやくブランクから脱したか、今年はNHKで渋い役を披露した。大阪出身のいしだあゆみと結婚したときは少し嫉妬したけれど、いまいちど銀幕で(実際にはDVDでだが)観たい。破天荒なヤツほど、面白い。「エビ売り」なんかとは無縁の消費者がここにいるんだぜ、スポンサー。

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コメント

とにかく、「傷天」映画、クランクインを待ちましょう。

投稿: ビヒラ | 2006年11月11日 (土) 18時35分

ビヒラさん、貴重な情報、感謝。えっ?!と思って検索、「ショーケンこと萩原健一が役者復帰…出世作『傷だらけの天使』来年映画化で主演」と。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061101-OHT1T00091.htm
偶然とはいえ、超ビックリ。いやあ~これは楽しみ。無事にクランクアップして公開されることを期待しましょう。

投稿: hiperk | 2006年11月11日 (土) 19時30分

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