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2006年10月29日 (日)

会津の旅その5

猪苗代から磐越西線で30分弱。会津若松に着く。未踏の地。あれ? 喜多方でラーメンを食ったような記憶が……。はっきりしない。「おかしいなあ~」「トシ」。城を模った駅舎を出て、周遊バス「はいからさん」の乗り場へ。予定の1本前に乗れそう。満員でアウト。さすがに会津藩の本拠地。目につく観光客。おっ、増便が出るとのアナウンス。ラッキー。だけど、普通のバスだった。残念。
「最初に鶴ヶ城ね」と、ここからは相方の仕切り。御意。臨時バスなのでガラガラ。城で大半が降りる。「エレベータで天守閣の最上階へ……、あれっ、ない」。黙して語らず。淡々と階段を上がっていく。日頃の運動不足のしっぺ返しがキツイ。下から上へと順番に見て回るコース設定。
歴史に興味はもちろんあるのだが、きょうのぼくは階段との格闘で余裕なし。一方、相方は嬉々として1フロア1コーナー、丁寧に観ている。「どぉ?」「うん」。楽しんでいるようだ。何か発見があったのかどうか、具体的な説明なし。こういうときの彼女は満足度100%なのだ。ほっとくにかぎる。
やっと展望フロア到着、絶景である、少しだけ疲労が和らぐ。何はなくとも写真撮影だ。日本人だもん。逆光だがデジカメの威力。帰宅してから色調整。セルフタイマーうまく働く。出来栄えをお見せできないのが残念。風が強く、乱れ髪の相方からはNG。
オダギリジョー、もとい斉藤一の墓は、時間の関係で断念し、近藤クンの墓へ。今度は「ハイカラさん」で移動。降りたあとの道に迷う。こっち? あっち? 案内板が少し不親切だね。えっ!? こんな坂道なの? ガイドブックなどでは触れていないが、テレビの特番で紹介されたとき、相方が「けっこうな坂みたい」と。てっきり山本某ばかり見ていたかと。現実には予想を上回る急勾配。そのうえ、蜂がブンブン。嫌な記事を読んだばかり。「どうしようか」と思案の末、断念。二人とも蜂は大の苦手なのだ。
武家屋敷へは、停留所1つ分なので、歩く。やや汗ばむ。鶴ヶ城同様、駐車場に大型バス。メジャーだからね。でも、入ってみると、さしたる人混みなく。やはりブームは一段落なのかな。それに、観光スポットではあるけれど、モノは日本家屋に違いはないし、昔とはいっても200年程度。田舎には築100年なんて珍しくないから、撮った写真を見ると、何の違和感もなく。
駅に戻って昼食。今宵の晩ご飯も堪能の予定だから、ありきたりのものでいいと、ハンバーガー。お土産を買っておこう。

再び、猪苗代湖駅に。今宵の宿にはタクシーを利用、もちろん観光なし、でも似たような道筋、5分で到着。サイトで見るより大きく感じる。実際には、奥にも長く、これで本当に全5室? 結局のところ、一般の家と比べるからで、これがホテルや旅館なら、間違いなく小規模。
木戸をくぐって玄関へ。暖簾と、職人風の面持ちのオーナーが迎えてくれる。その背景に、広々とした空間。「ここがウワサの食事処か」。相方と拈華微笑。大きなテーブルは500年を越える杉の輪切りで漆塗りが施されている。囲炉裏もある。冬場はここで岩魚の塩焼きを食べるようだ。趣きあるなあ~。
「コーヒー、いかがですか?」と、いきなりのウエルカムドリンク。この上なくうれしい。杉テーブルで、まず宿帳を書く。白い紙。書式自由。「今回の旅は、どのような?」とオーナー。「久々に温泉を楽しもうかなあ~と」「きょうは、どちらから?」「会津市内を観てまわってきたんですよ」……。
部屋に案内されるまで、30分くらいあったかなあ。珍しい、なんともいえぬ、この間(ま)。きっと、どんな客か、知りたかったのだろう。サイトには「お客様の声を聞かせて頂きたいので」電話で予約をと書かれてあった。ぼくら、じゃらん経由。言葉は交わしていない。不安だったのかな。当方は、そのサイトで、いろいろと情報を仕入れた。夫妻の顔も見たし。「じゃらんを通して来るなかには、こんな若いカップルが、というお客さんもいる」と話すオーナー。大昔に思いを馳せる。何かコワイ。恥ずかしい思い出が甦りそう。そもそも、温泉へのこだわりなんか、若いときにはなかったと思う。
その温泉への思いなどを披露するオーナー。唐突に「角部屋、空いてますけど、どうですか?」と。即答した。相方に「値段が変わらないと勘違いしたんでしょ?」と耳打ちにされたけど、それは間違っていないんだが、最初の1時間で、この雰囲気が気に入ってしまったぼくは、割増料金のことなど気にならなくなった。職人風のオーナー、なかなかの商売上手?(続く)♪

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コメント

本日の宿:
【宿泊先】
 ニュー猪苗代温泉「悠ゆ亭」
 http://www.yuyutei.net/index.html
【利用プラン】
 和室9畳角部屋「磐梯」入湯税込み1万4535円/e

投稿: hiperk | 2006年10月29日 (日) 02時03分

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