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2006年10月26日 (木)

会津の旅その2

東京駅から東北新幹線。駅弁を食べていると、あっという間に首都圏を離れ、なにやら旅行らしく。と、まもなく、郡山。新幹線は速い。乗換え。磐越西線の電車は、近郊型とでもいうのかな、ボックス席と並び席とがあり、旅気分の前者はすでに埋まってしまっていた。残念。でも、必ずしも旅行客がメインではないようだ。3時前。学生服姿も少なくない。
小1時間で猪苗代湖駅。初めての駅。ふうむ、ここが猪苗代か……。感動少々。それよりも、翌日はここに鞄を預けて会津へとの算段から、コインロッカーの所在を確認しないと。キョロキョロしてると、にこやかに近づいてくる中年男性あり。名前を呼ばれる。
乗降客が少ないとはいえ、「よくわかったわね」と相方、訝しがる。「旅行客然としている男女二人連れだもの」「他も皆、そんな感じよ」「眼鏡を掛けて太った中年男って」「そう言ったの? だったら……」「それにね」「ん?」「連れは美人です、と」「……」

オーナー自らの運転で一路、宿へ。と思っていたら、「ここを曲がれば宿です」という角を、直進。おおっ、人の好さそうな見かけとは違って、おぬし、何を謀ろうと……。「少し曇っていますけど湖の一望できるスポットがあるんです」。ん? 何だ何だ、観光か? それもサービスで? いわく、ぼくらが一番乗り、あと2組はやや遅めのチェックイン予定。それもマイカーなので迎えの要なし。あぁ、ちなみに、この宿は全4室。で、つまり、時間的な余裕があったのですね。
10分ほど山道を登っていく。おっ、ビューティフル。「できれば行きたいと思っていたの。でもクルマがないから無理だと諦めてた。うれしかったわ」と相方いたく感激。こんなサプライズは、もちろん大歓迎だ。宿に着く前から好感度アップ。この気持ちは、チェックアウトまで下がることはなかった。

立地は、別荘地。だからなのか、隣家や向かい側との距離が、高級住宅地のそれ以上にある。サイトで見た写真よりも、静謐感に溢れている。この感覚は静止画では、なかなか伝わるまい。裏庭も相当の広さで、何坪あるって? 400だったかな、相方500坪説、じゃ、中を取って450坪ということで。間違っていたらゴメンなさい。
玄関は、やや広めの、普通の家のそれに近い雰囲気。ホテルのエントランスとは対極で、いかにもペンションふう。好きだなあ、こういうの。受付カウンターが右手に。その奥は厨房。ミセスの姿がチラッと。隣に食堂。4人掛け以上のテーブルが4つ、見えた。4室だから、これで十分なのだが、個室の食事処が別に2箇所ある。その脇にある2階への階段を上ると一般室2つ。チェックアウトの際に、見せてもらった。後で触れる。
共用の内湯へと真っ直ぐ伸びた廊下の両サイドに、2部屋。左手の102号室が、ぼくらの泊まる部屋。中身はあらかじめサイトで確認済み。右手・庭側が101号室、その手前に、露天風呂への通路。「鍵はこうして……」と、オーナーが説明、案内してくれる。ペンションでは通常、しないものと聞く。

部屋に入る。ドアがもう1枚。和風旅館でいえば「踏み込み」かな。「若い人向きでスミマセン」とオーナー。ん? 「この段差が高齢者には……」。あぁ、そうか。洋風、ツインベッドのスタイルだが、脚の短い2つのベッドは一段高いスペースに置かれている。一方、全体の2、3割程度の空間にテーブル・椅子やテレビ台などが。そこだけグラントレベルで、低い。ワンルームを段差によってベッドコーナーとリビングスペースとに区別しているわけだ。
サイトではわからなかったけれど、段差は膝下くらい。座るには最適。だが、上り下りに若干の負荷が。うん、アンチ・バリアフリーだね。翌朝、向かい側の101号室を見せてもらうと、和室とベッドルームとのスイート形式(2間構成)で、なるほど、こちらのほうが熟年層向き。庭に面しているから、窓の向こう側には木立。
対して、ぼくらの部屋は表側に位置し、窓を開けると、そこは道路、風情がないといえば、まあ、たしかに……。でも、雰囲気はかなり違うけれど、ぼくらは102を気に入った。若いから? そういうことにしておこう。(続く)♪

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コメント

本文中に宿泊先のデータを載せなかったので、以下に補記します。

【宿泊先】
 猪苗代/天鏡台温泉「ウェルカムウェルカム」
 http://www.naf.co.jp/welcome2/
【利用プラン】
 平日限定シニアプラン露天風呂付洋室
 (12畳洋室/定員2人)
 入湯税込み1万5690円(通常1万6740円)

投稿: 相方 | 2006年10月26日 (木) 01時26分

その1、でコメントをためらった。続きで、実は行かれなかった、なんてことになっているかと思ったから。

よかったですね。旅に出たのだ。

猪苗代は、かなり愚生の庭のようなところで、というのは東北系なものだから。04年6月かな、連れ合いと二泊で行ってきました。その近くにあるリゾートホテルの介護施設見学を兼ねて。

相方さんのコメントで宿が分かりました。ペンション風もいいですね。いずれ、HPにアクセスしてみましょう。

会津の旅行記がその3で出るでしょうから、楽しみにしています。

投稿: seigu | 2006年10月26日 (木) 16時25分

あぁ、なるほど、そゆオチも考えられますねぃ、って、それは書き手の性格を深読みしすぎですぅ。。。
で、そのぉ、すんませんが、会津市内観光はまだ先、「その5」になります。しばし、この温泉宿の記述が続きます。この旅行記、正しくは「温泉探訪記」と言うべしや。
ご寛容・おつきあいのほどを。

投稿: hiperk | 2006年10月27日 (金) 00時05分

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