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2006年10月25日 (水)

会津の旅その1

「新選組ブームも一息ついただろうから会津へ松平容保クンに会いに行こう」と相方が言う。本当は役者の筒井某が気に入ったに過ぎないのだが。大河ドラマの効果って、けっこうバカにできず、琵琶湖畔や近江がいま超人気らしい。それどころか、すでに山梨県がアツイと聞く。
宿は、会津若松市内・東山温泉に土方歳三所縁の旅館があると相方がネット検索し判明。トシさんにもご執心であって、って、これも正しくは山本某ファンと言うべきか。「順番が違う!」。山本某のほうの優先順位が高いと相方。「だから函館にも行って五稜郭を見たいの」だそうで。

さておき。「でも東山はイマイチ」。団体客が多そうな、大型ホテルと呼ぶのが相応しい旅館らしい。そういうのは、二人とも好きではない。大広間での夕食は、どんなに美味くても、減点だ。とくに、ぼくは社員旅行とか、個人本意ではない旅を散々経験してきたから、もういいや。稀な非日常を、静かに過ごしたい。本物の温泉を満喫したい。もちろん、リーズナブルな価格で。個人の温泉旅行記が掲載されているサイトを覗く。旅への思いの点で共通点が多いので信頼している。というか、重宝に。訊くと、東山に一時の勢いなく。もはや寂れてしまい、「温泉街」は消えてしまったようだ。
それなら、浴衣に下駄で土産物屋を冷やかす楽しみは諦めて、こぢんまりとした宿がいいか。2泊3日の計画。うち1泊はペンションでもいいね、温泉ならば。でも2晩ともバイキングはイヤだなあ。いろいろとこだわりはある、せっかくの旅だもの。ネットサーフィンを続ける。相方、最終的に東山を断念。

候補は2泊ともペンション。「でも浴衣が用意されてる」「だったら食後にオーナーがギターを持ち出してきて、さあ皆で歌おうって強制されることもないだろう」「1軒は創作料理というのか洋風みたい」「もう1軒は和食だし」。嫌いなわけではないけれど朝食を含め4回、和風料理が続くのは、自宅と変わりがないような気がして……。それに、半世紀ほど生きてきたが(あっ、相方は「未満」です!)すっかり朝はトーストにハムエッグ+コーヒーというアメリカンスタイルに。
観光の中心は若松市内、鶴ヶ城と武家屋敷だけは外せないわよと相方。それから? 近藤勇と斉藤一の墓。そうだろな、オダギリジョーもカッコよかったし……。周遊バスの「ハイカラさん」が便利らしい。乗り放題で500円か、こりゃいい。現地の交通費も無視できないからね。
猪苗代湖観光も楽しそう。「天鏡閣は必須よ」と相方。あいよ。遊覧船にも乗るぞ。ボクは何故か、湖が好きなのだ。そうした情報もネットにある。

準備の一環で、情報収集に役立ったサイトへ報告。すると、そこの掲示板に出入りしている、会津若松在住の人のブログに、何と、泊まる予定の宿のひとつの体験記が。しかも写真付き、最新版。これほどの価値ある生データは、そうそう得られない。感謝感謝。
インターネットの時代とは、こういうものなのだ。かつて、ぼくたちは、旅行業者の提供するパンフレットか旅行雑誌の記事でしか情報を集められなかった。それらは、ときに顧客視点に立っておらず、もし親切な記述があったとしても固定的で、タイムラグは不可避。そして、一方通行。いやいや、何よりも、ウソが多すぎた。
言うまでもなく、いま、ぼくら自身の手により求める情報を手に入れることができる。もちろん、完璧ではない。ニセモノもある。けれど、たった10年前と比べても、ポテンシャルは飛躍的に拡大した。何より、ぼくが、ぼくの必要性において行なうアクション、それこそが「顧客視点」だ。あらゆる企業が「CS(顧客満足)」をアピールする。しかし、果たしてサプライヤーに、真の「オンデマンド」が理解できるのだろうか。
作り手・供給側も、同時にユーザーである、そのことに気付けば、インタラクティブな社会なんぞ、一瞬にして実現する。双方向とは、つまり「公私融合」。と、演説はまたの機会にして。さあさあ、会津へと出発だあ~。(続く)♪

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